27.5.09

いま、空港~・・・

いま、ヒースロー空港の第三ターミナルで、これを書いています。
これから飛行機に乗って、正味1週間ほどですが、駆け足で出張です。

ヒースローでは、日本行きの直行便のほとんどが、この第三ターミナルに発着します。

ということで・・・。

マスクをしている人がいっぱいいて怖いです・・・。

日本人だけです、マスクしてるのは。

マスクしたからって、いったいどのくらい意味があるのでしょうか。
よくわかりませんが・・・。

私は日本にいたときから、マスクのあのしっとり感が気持ち悪くて、前歯を抜歯して、口から血が噴出したとき以外、マスクってしたことがありません。

日本に帰ったら、もっとマスク人口密度が高いんですよね。

ああ、怖い。

しかし日本の地を踏むのに体温チェックなどを通過しないと、飛行機から降りられないという話すら聞いたことがあります。
さて、どうなりますやら・・・。

あ、ゲートの番号が出た! では行ってきます。

9.5.09

母校のホームページを見た

自分がすっかり親になる年代になっても、子どもがいないせいか、いまだに親目線で世の中を見られない私。

今日、なにを思ったか、母校の高校のホームページをのぞいてみた。

私が行ったのは、髪型まで指定のある校則でがんじがらめの私立高校。

靴下はレースがついてたらイケナイ、とか、カバンの幅は何センチなくちゃイケナイとか、「イケナイ」尽くしの学校生活の中で、いかに素早く駅で靴下を履き替えるかとか、パーマをかけても三つ編術でカバーでできる方法とか、要領よく生きる術だけを教えてもらったような気がする。

世の中変わればかわるもので、なんとデザイナー制服になっていて、ご丁寧にえらくスカした男性デザイナーの写真とプロフィールまで載っていて、正直言ってかなりコッ恥ずかしい。

Q&Aのページを見たら、「校則は厳しいですか」というえらくストレートな質問(笑)が載っていて、それに対する回答がまた、なんともはや。

「将来どこに行っても恥ずかしくない社会人としての資質」、「基本的生活習慣、礼節・公共心・他人への思いやりなど内面的なことまで教員は指導」、「木目細かな生活指導」などという言葉を見るにつけ、その実、なーんも変わってないんだろうな~と思うことしきり。

カバンの持ち方まで注意することが、「どこに行っても恥ずかしくない社会人」を育てることになるのだろうか。

そもそも、「恥ずかしくない社会人」っていったいなんだろう。

おんなじカバンの持ち方をして、おんなじ挨拶をして、おんなじ歩き方をして、おんなじ靴下の折り方をした「恥ずかしくない社会人」がボコボコ量産されていくことのほうが、よほどそらおそろしいと思うのだけれど。

いまだに、戦争になったときに、統率しやすい人材づくり・・・なんでしょうかね。

とりあえず、個人的には朝礼での「前へならえ」から、まずやめてもらいたい、と思ってしまうのですが・・・。そんな私だから、実は「日本に住んでいない」だけのつもりでも、本当のところ「日本に住めない」のかもしれない・・・と、いまさらようやく気づき始めた今日この頃・・・。