27.2.11

久しぶりに劇場通い。

日本にいたときは、年間に100本くらい観ていた時期もあるくらい、劇場通いをしていた私ですが、ロンドンに来てすっかり足が遠のいていました。

もともとミュージカルがあまり好きではなく、もっぱらストレートプレイ専門だったのですけれども、言葉の壁が厚かったのでしょうね。年に数えるほどしか観にいかない状態が続いていたのに、先週末、今週末は続けざまに劇場通いです。

まず、先週観たのが「Million Dollar Quartet」。



さっき、「ミュージカルは好きじゃない」と書いたばかりで、なにを言うか~という感じですが、このお芝居はどちらかというとショーです。

1956年の12月、メンフィスの伝説的スタジオ「サン・スタジオ」にエルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイスというこれまた伝説的ミュージシャンが一堂に会し、たった一回のセッションが行われたという、実話に基づいたお話。ヒット曲20曲の演奏あり、という、ちょっと豪華な舞台。

実はもともとお友達の友達で、うちの近所のパブで働いている知り合いがプレスリー役なもので、これは絶対観に行かなくては、と、行ってきました。上の動画は、アメリカ版のキャストで、プレスリー役が違う人なので、改めてこちらもアップ↓



黄色いジャケットの彼が、プレスリー役のマイケルさん。みんな歌も楽器も上手で、特にルイス役の彼、ピアノうますぎです。もう目が釘付け。

やー、いいものをみせてもらいました。

つづいて今週末の舞台は、「39 Steps」です。



ヒッチコックをはじめ、これまで多くの映画になっている「39 Steps」(日本語ではなぜか「三十九夜」と訳されている??)をコメディ仕立てにした舞台作品。

キャストはたった4人で、主人公以外の3人は、瞬時にさまざまな役を演じ分けるのがもう「お見事」としか言いようがないです。

映画はどんななんだろう~と思って、ネットで検索してトレーラーを観ただけで、本来サスペンスのはずなのに、舞台とカブってしまい大笑いしてしまうほど、存在感たっぷりの、よくできたお芝居でした。

ストーリーをDVDで押さえておけば、フィジカルに見せる部分がかなり多いので、英語に自信がない旅行者の方でも、十分に楽しめると思います。おすすめです。

というわけで、ちょっとエンターテインメントづいているここ数週間でした。

<オマケ>
上記の「Million Dollar Quartet」の予習として、DVDで観たのが、21年前の映画作品「Mystery Train」です。若き日の工藤夕貴さんと、永瀬正敏さんも出てます。若いですねー。




メンフィスを舞台にした三つのショートストーリーで構成された映画で、サンスタジオを訪れる場面も出てきます。なかなかよくできた映画でした。

6 件のコメント:

  1. ユケム27/2/11 11:43

    ミステリー・トレインってもう21年も前の作品なんですね~ ずいぶん年を取った気がします(^^)

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  2. ミュージカルはライブ感が良いですよね!
    「Million Dollar Quartet」、面白そうです。
    プレスリーのドキュメンタリーを観てから好きになってしまい、プレスリーと聞くと反応してしまいますww

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  3. ユケムさん~、こちらにもコメントいただき、感謝です。

    そうなんですよ、普通に、ああ、そういう映画あったよね、って、21年前のことを思い出せる自分が怖いです。年をとるってこういうことなんですねえー。ふぅー。

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  4. KGさん、こんにちはーー。

    「Million Dollar Quartet」は、ほんとライブ感たっぷりで、最後はライブショーといった感じで、観客も前に出て行って踊ったり、あぁ、座席、じゃまっ! っていう感じです。

    プレスリーのドキュメンタリーをご覧になったのですね。それはおもしろそう~。晩年は過食症と拒食症に悩まされたのでしたっけ。繊細な人だったのでしょうね。

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  5. 生マイケル見た後、しかも料理を運んで来ていただいた後これ見ると思いっきり感動するわねっ!!かっこいいぃぃ!♡

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  6. まぁちゃん、そうなのよ、マイケルさんステキじゃないですか〜? さわやかだし、感じいいし、またなにか大きな役をゲットしてくれることを私も祈ってます! でもって、また舞台を見に行きたいな。

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