27.11.12

森の冬じたく。

ここ最近、雨が降っていない限り、毎日近所の森を歩いたり走ったりしています。

この一カ月の森の変化というのは、本当に激しく、その姿がすっかり別のものに変わってしまいました。

一カ月前の森はこんな感じだったのですが…。
(それぞれの写真をクリックしていただくと、ちょっと大きめの画像をご覧いただけます)

まだ木の葉っぱが青々としています。

こちらが先週末の姿です。葉っぱが落ちて、すっかり裸んぼうになってしまいました。


まん中の上部に鳥の巣があるのがわかるでしょうか。

木に葉があるうちはわからなかったのですが、道のまん中あたりの上のほう、ずいぶん細い枝の集まっているあたりに、まるでもつれた髪の毛みたいな鳥の巣があります。

いまにも、ポキッ、ぽてっ、と落ちてきそうな感じです。

気になったので、今朝も見てみたら…。

あいかわらず、もつれた髪の毛みたいな巣が。

まだちゃんとそこにありました。ひとごとながら、ほっ。

森のなかでは、犬たちもリードをはずしてもらって、好き勝手にお散歩中。さかさか走り回る子もいれば、のんびりあたりを見回しながら歩く子もいて、見飽きることがありません。

森を巡回中のチャーチルくん(勝手に命名)。

まるまる太ったリスたちは、冬じたくにいそがしいのか、せっせと動き回っています。

子どもが押さえられているのをいいことにカサコソカサコソ。

現在ロンドンで見られるリスは、アメリカから渡ってきたハイイロリスで、冬眠をしない、と聞いたのですが、それでも冬に備えて食料のあるうちに「食いだめ」しておくのでしょうか。

お犬さまが来たので、向こうを向いているうちにカメラのフレームの外側へと猛ダッシュ。

ロンドンのリスの特徴なのかもしれませんが、人が来てもすぐには逃げず、まず、その人が餌をくれそうかどうか、ちょっと近づいてくる傾向があるように思います。くれなさそうだ、と判断すると、すぐにぱーーーっと遠くに行ってしまいます。動物は「現金」です。

なんか、におう、におうわっ、と振り返っても、もう誰もいない。

と、以上、いま時期のロンドンの森の風景でした。





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