21.2.15

王立園芸協会の「ポテト・フェア」へ。

冬の間、収穫のあとの片付けをしたり、なんどか耕したり、ちょっと雑草を取ったりするだけで、半休眠状態にあった畑ですが、そろそろ春じたくの時期。

今年は、夫から「ジャガイモもあったらなぁ」という、さすがアイルランド人の血は争えないリクエストもあり、よっしゃあ、ジャガイモ育てるかー、と思っていたところ、RHS(Royal Horticultual Society=王立園芸協会)の主催で「プラント&ポテト・フェア」なるものが開催されるとの情報。いそいそと出かけてきました。

RHSのホールはヴィクトリアに2ヵ所あります。アールデコ調の入口が美しいです。

事前情報によると、エキスパートのアドバイスが聞けるワークショップや、ジャガイモのテイスティング(!)もあるとのこと。

ジャガイモがどっさり。

あるある、ジャガイモがわんさかあります。

さまざまな種類のジャガイモが。

畑の大家さんから、ジャガイモは種芋が出回り始めたら、早くゲットしたほうがよい、と言われて、すでに私もネット通販で種芋をオーダーしてしまったので、今日は買いませんでしたが、こうしてみると本当にジャガイモの種類って多いのです。

それぞれの種類の解説もあります。

ジャガイモ・エキスパートの方のお話によると、ジャガイモは急いで植えないで、3月のセント・パトリックス・デー(3月17日)の頃、土を触ってみて、冷たさがなくなる頃に仕込むのがよいのだとのこと。

伝統的にも、セント・パトリックス・デーに植えられていたようです。

ジャガイモのテイスティングでは、3〜4種類の茹でイモを味見させていただきましたが、質感も味も、本当にさまざまです。なかには紫色のジャガイモもありました。

畑の大家さんのアドバイスで、私がメールオーダーした種類(Desiree)もありました。

会場には、野菜の種やガーデニング用品のストールもあり、気をつけていないと財布のひもがゆるゆるになってしまいます。

「ポテト・アート」なるものも。

RHSのメンバーになると、メールや電話や対面で、専門家のアドバイスが受けられる、とのことで、私も会員になってしまいました。

会員になる、資料の入ったこんなエコバッグがもらえます。

明日は、いよいよ一年ぶりの馬糞デー。馬糞を1トン畑にまいて、畑の春準備が始まります。今年もたくさん野菜ができますように。

「Our potatoes are for Cooking and Eating」とあえて書いてあるのが、このイベントらしいです。


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